2003年火星大接近

2003年8月27日に、約6万年ぶり(一説には57000年ぶりとも言われている)に地球に接近します。次の大接近は西暦2287年で、今回以上の接近をするそうですが、生きていないので、生きている間では最も接近する日ですね。
     
1. 8月5日の火星の視直径は23”0、光度はー2.4等、夜8時ごろに上ってくるので夜10時以降、出来れば夜12時過ぎに見るのがいいようです。
夜10時ごろには東南の空に赤く輝いています。

8月27日には、視直径25”1、光度はー2.9等になります。夜23:58に正中(真南?)し、最も見やすくなります。

2. 火星を見るにはどうすればいいのでしょうか?
最も簡単な方法は、近くの公立の天文台などで公開しているはずなので、そこで見せてもらいましょう。

機材を持っている人は、望遠鏡の口径(cm単位)の20倍の倍率に拡大できるアイピースを用意すれば見れます。ただし、今回の大接近にあわせて、多くの人が購入していますので、在庫がなくなってきているようですが。これ以上の倍率でははっきりと見えないと思います。

高倍率にするためには、焦点距離の長いもので、口径が大きいものが良いです。

だからなのか、シュミットカセグレンのお手ごろ価格帯の物は売り切れになっていました(8月2日にHPで確認)。
実は、25cmは重いので、12.5cmを買おうと今日調べていたら、「入荷時期8月上旬か下旬で未定」となっていたのでした。
仕方なく、20cmシュミットカセグレン(セレストロンC8EXです。)を実家から持ってきたのです。これをEM200に乗せて使おうかなと思っています。

3−1 今回は、25cmのミードLX−200の25cm、F6.3を持っているので、これを使って、眼視と撮影を行おうと計画しました。

そのために、ビクセンのLVW3.5を買ってしまいました。計算では、

    250mm×6.3÷3.5=450倍

で見れるはずなんですが、暗すぎるかもしれない。

20cmシュミットカセグレンではF10なので、

    200mm×10÷3.5=571倍

で、多分きちんとは見えないでしょう(苦笑)。


デジタルカメラは、3年以上前に買ったSONYのDSC−F505で211万画素の物である。

また、デジタルビデオは、2年近く前に買ったSONYのDCR−TRV30で155万画素の物である。

もっと高画質のものが欲しいが、これ以上資金投入することが今は出来ないので、我慢我慢です(^^;)。

25cmの分解能は、116”÷250mm=0.464”
26mmのアイピースでコリメート撮影すると仮定すると、
250mm×6.3÷26mm=60倍
60倍×35.5mm=2,130mmが合成焦点距離。

ただし、10倍ズーム機能を使うと、合成焦点距離は
21,300mmとなる。
この場合、2.5mmぐらいの大きさの火星が出てくることになるのだが。

or9mmを使うと仮定すると、
250mm×6.3÷9mm=175倍
175倍×35.5mm=6,212.5mmが合成焦点距離となる。

これに10倍ズームをすれば、62,125mmの合成焦点距離となるが、おそらく見えないか撮影できないだろう。3倍から4倍のズームでいいかも・・・。


デジタルビデオは、42mmレンズだから、26mmアイピースでは、
60倍×40mm=2,400mmが合成焦点距離。
また、or9mmを使うと、
175倍×40mm=7,000mm
これだと、火星が1mm弱にしか撮影できないので、少しズームして倍率を上げるしかない(3倍ぐらいに)。

また、デジカメ・デジビデ共に「コンポジェット」といって、数枚から100枚程度の静止画像を重ねて1枚の画像にする必要がある。ビデオ用にはフリーソフトがあったので、インストールしておいた。(星ナビ7月号39ページ参照)







3−2 そして、撮影は、デジタルカメラとデジタルビデオで行えるように、ボーグの7410・7403・7405・7424を購入。

シュミカセに接続し、アイピースで拡大、デジタルカメラ(フィルター径52mm)か、デジタルビデオ(フィルター径37mm)に接続します。

アイピースをどうするかはこれから考えなければならないのですが、orシリーズもあるし何とかなるだろうと思います。

ちなみに右の写真が、シュミットカセグレンの20cmの鏡筒に付けた状態の写真です。

念のために、ペンタックス105SDHFの鏡筒に取り付けるためのアダプターも買っておきました。

少し物欲に走りすぎたかも・・・ ( 〃..)ノ ハンセイ


8月27日、本日最大となる日です。
この日、西脇市にある天文台のテラ・ドームで、JTB主催の観望会があり、同好会員として、手伝うことになり、行ってきました。

集合時間18:30に行ってみたが、見事に曇り。前日も同じのがあったのだが、完全な雨。ということで、私は雨男じゃあなかったと主張できることとなった(どうでもいいか)。

一応、担当は望遠鏡をセットして、火星を来客者に見せる役でしたが、曇っているので、たまに天気の確認をすればいいかと気楽に構えていました。

でも、自分も見たかったので、10〜15分ごとに確認していました。手元の時計を見ると、出発予定時間まで、あと30分(9時ごろ)、来客の方には申し訳ないけど見れないだろうな〜と、望遠鏡設置予定のところへ行くと、雲と雲の間から見えているではないですか!

急遽、望遠鏡の設置を行うことに。タカハシの130mmの屈折望遠鏡(焦点距離1000mm)だったかな。
普段の倍ぐらいの速さで望遠鏡を設置。ところが、普段から使っていないのでファインダーのセッティングが出来ていない。曇っているから極軸もあわすことが出来なかったです

しかたなく、近くの山の送電線を使って、ファインダーとピントの調整を行い、慌てて火星を視野の中に入れる。
当初は18mmの接眼レンズで見てもらう。

ま、視野の中に小さく見えるだけなので、「こんなもんか」という感想でした。

一通り、並んでいる人が見終わったから、6mmの接眼レンズに変更して、もう一度見てもらった。
白い部分(極冠)が見えるし、表面の模様が少し見える状態だったので、結構喜んでもらえたかと思います、

雲と雲の間で、時々見えなくなりましたが、無事全員に見ていだけました。

主砲の81cmの方でも火星が見えたらしく、両方で見るために暗い中走っておられましたが。

結局、ツアーは30分程出発を遅らせて帰られましたが、終電は大丈夫なのかな?
でも、天気次第のツアーは、運不運・バクチみたいなものですね。


この日聞いたところでは、テラ・ドームの週末の観望会は定員一杯で空きがなかったそうです。


でも、9月一杯ぐらいは余裕で見えますので、近くの公立天文台の観望会に行ってみましょう。ただし、晴れていなければ見えませんので、あしからず。

次は自分の望遠鏡で写真を撮りたいです。
しかし、私の家のほうは、ほぼ毎日が夕立です。
何時になったら見えることやら・・・